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2005年11月30日更新





『北極と南極の100不思議』

著者・神沼克伊、麻生武彦、和田誠、渡邊研太郎、東久美子
発行所・東京書籍株式会社
初版・2003年11月19日
(C)2003 by Katsutada Kaminuma,Takehiko Aso, Makoto Wada, Kentaro Watanabe, Kumiko Azuma Printed in Japan. All rights reserved.
ISBN 4-487-79940-6
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【本文より引用】
「西から太陽が昇ることがあるの?」P16〜
「北緯九〇度の北極点はどちらの方向を向いても、すべて南です。逆に南緯九〇度の南極点では、どちらを向いても北です。(中略)ところがその極点から一歩離れれば、そこには東西南北があるのです。北極点付近では春分の日が近づくと、太陽は水平線に沿って動きます。」
「太陽の頭がどの方向から現れるかは、まったくそのときの自然条件に左右され、偶然に支配されます。東からの日の出もあれば、西、南、北と三六〇度、どの方向からの日の出になる可能性も同じようにあるのです。」

「南極観測史上の三大発見」P30〜
「ところが誰も予想しなかった発見がありました。それは「南極隕石の発見」、「オゾンホールの発見」、「ボストーク湖の発見」であり、これらは南極観測史上の三大発見と位置付けられます。」「しかもこのうち二つに関し、日本隊が貢献しているのです。」

「タロ、ジロ物語って実話だったの?」P218〜
「昭和基地で二匹の犬が一年間生き抜いたことがあると聞いたことがあります。」「昭和基地の第一次越冬隊でも犬橇は沿岸や内陸の調査旅行で活躍しました。第二次隊でも犬橇を使用する予定でした。ところがその年は氷状が悪く、船が基地に近づけず越冬に必要な資材を運ぶことができませんでした。(中略)結局は第二次隊の越冬を断念することになり、犬はそのまま現地に残されました。」
「翌一九五九年一月、第三次隊が昭和基地に到達すると二頭の犬が近づいてきました。毛並みからその二頭はタロ、ジロの兄弟犬とわかりました。ほとんどの犬がクサリでつながれたまま死んでいたのですが、タロ、ジロは若い犬で力も強く鎖を切って自由になったのです。二頭が協力してアザラシのフンなどを食べるなどしながら無人の昭和基地で生き抜いたのです。」


南極観測船「しらせ」は、今年も例年どおり11月14日午後、東京晴海埠頭を出港した。今回の第四七次南極観測は、過去百万年間の気候変動を調査するのがメインテーマであり、12月なかばころ昭和基地に到着するとのことである。

「ー北極にもペンギンがいて、南極にもシロクマがいる」「南極越冬隊の食事は主に缶詰料理だ」と間違って思いこんでいる人が今でもかなりいるようだ。北極・南極といえばオーロラ、氷、ペンギンのイメージに代表されるが、この本は、北極や南極の自然現象やそこでの人間活動について、興味深い一面を紹介している。
執筆者は全員が現役の極地研究者であり、毎年のように現地に出かけて観測と調査に従事している。昭和基地で過ごした年月は二〇年を超え、持ち帰ったデータの研究成果は数々の国際大会で発表されているという。

現在、南極に向けて航海中の観測隊が百万年の気候のデータを持ち帰る。それによって壮大な地球気候の変遷が解明されるとしたら、なんというすばらしい快挙だろう。みんなで成功を祈りたい。(気象予報士・森川達夫)

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