2003年1月4日(土)

天気(9時) 最低気温 最高気温

札幌

-1.0 ℃

4.5 ℃

仙台

-0.1 ℃

9.9 ℃

新潟

にわか雨

2.5 ℃

6.7 ℃

東京

快晴

0.5 ℃

13.6 ℃

名古屋

3.6 ℃

8.8 ℃

大阪

4.2 ℃

7.5 ℃

広島

2.0 ℃

6.6 ℃

高知

1.8 ℃

8.3 ℃

福岡

にわか雪

2.9 ℃

4.7 ℃

那覇

13.6 ℃

15.5 ℃

『新春寒波』
▲ 最低気温は9時まで、最高気温は21時までのデータです。
低気圧が北海道付近に進み北海道の太平洋側で大雪。
十勝支庁・糠平では前日18時からの24時間に、
積雪が45センチ→109センチに達するなど、
内陸部を中心に積雪60センチ増の大雪となった。
上空に強い寒気が流れ込んだ影響で九州南部で初雪を観測、
中国地方の山沿いでは大雪、積雪は大山で約1メートル。
風も強く、根室で11:50に最大週間風速SE35.9m/sを記録。
一方、関東は暖気が流れ込み、東京の最高気温は13.6℃と、
前日より12℃近くも高くなった。
浜松、長崎ウメ開花。いずれも平年より20日前後早い。

初氷:浜田(平年比+8日、昨年比+10日)
   下関(平年比−8日、昨年比+2日)

初雪:鹿児島(平年比−2日、昨年比+2日)
   清水(平年比+5日、昨年比+2日)

3日深夜から4日朝にかけて埼玉や栃木県内のJR線で架線が凍結、
東北線(宇都宮線)や高崎線、川越線が運転を見合わせた。
影響人員は4万8000人、中でも高崎線では約1000人が車中泊。
原因は急激に冷やされた雨滴が氷になって架線を堅く包み込む
「雨氷(うひょう)現象」が計65キロ余りで発生したため。
雨氷現象が広範囲に発生したのは1998年4月のJR中央線以来。
雨氷現象は上空に暖気が入っても地表が0℃以下のまま、
という特殊な気象条件下で起きる。
雨が架線に触れた瞬間に凍り付いて架線を丸く包み込むため、
電車に電気が通じにくくなってしまう。
雨氷は密度が高く付着も強力でなかなか落ちないため
JR各路線で氷の除去作業に手間取ったが、
気温が上昇したこともあり午前8〜9時すぎにかけて運転を再開。

北海道上川町の国道で午前9時半ころ雪崩が発生、
トラックなど6台が高さ約1メートルの雪に埋まり、
30数台が雪に阻まれて動けなくなった。

JR北陸線で午後7時15分頃、
特急電車のパンタグラフが雪の重みで降下。
後続の電車が立ち往生し帰省客の一部が車内で一夜を明かした。
最高気温 関東〜北日本では平年を上回るが、
     東海や西日本は平年より低め。
     特に中国、四国、九州、
     南西諸島で真冬以下の気温。
     福岡は4.7℃で平年差−6℃。
最低気温 北日本で平年より高く、
     北海道は平年差+6℃前後。
     その他はほとんどで平年並み。

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