低気圧が日本の南海上を発達しながら東進、
動きが遅いため東日本の太平洋側を中心に降水が長引く。
東京・大手町は4日23時から6日01時まで26時間連続降水、
総雨量が59ミリに達するまとまった雨となった。
5日の日雨量が最も多かったのは東京・三宅阿古で147ミリ、
大島でも102ミリに達し、その他の関東甲信地方で70ミリ前後。
発達した低気圧が北から冷気を引き込んだため、
関東甲信地方は山間部や内陸部で積雪も観測。
降雪量は栃木・日光市で16時までに33センチ、
山梨・河口湖では積雪が25センチに達し、
4月としては15年ぶりの大雪に見舞われた。
埼玉県秩父市や長野市でも5センチの積雪を記録。
また、沿岸部を中心に北よりの風も強く、
千葉・銚子では10時から23時まで平均風速が17m/s以上、
16:00にはN30.8m/sの突風も観測。
大島でも13:30にNNE32.1m/s、三宅島で14:50にN35.6m/sの突風。
西日本は九州から天気も回復したが、
近畿では午前中いっぱい中南部を中心にやや強い雨。
日差しの戻った所でも北よりの風が強い一日。
東北南部は雨の降りやすい状態が続いたが北海道はだいたい晴れ。
さくら満開:岡山(平年比−02日、昨年比+07日)
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最高気温 北海道で平年を2℃前後上回った他は、
東日本を中心にかなり低めの気温。
東京の9.1℃は真冬並み、
長野5.4℃、大阪10.6℃は2月下旬並み。
最低気温 全国的に平年並みかやや高めだが、
東京は平年を2℃下回った。
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