北海道の北を低気圧が通過、寒冷前線が日本海を南下、
夜遅くには本州の日本海側にかかる。
北海道では昼前後から雨が降り始めるが、
10日いっぱい気温が高めでまだ雨の所が多くなった。
東北では夕方から、北陸でも夜には雨。
北日本の日本海側では前線通過前後に対流雲発達、
18時函館、21時秋田の実況は「雷」。
寿都で直径7ミリのひょう(18:40)。
東北以南の各地はだいたい晴れるが、
近畿から四国にかけては雲の取れにくい一日。
九州南部は初め雨になるが、次第に弱まる傾向。
関東南部の雨雲も大部分が海上を通り、
当初予想されたほど陸地に雨域は広がらなかった。
また、南西諸島は所々でにわか雨、
那覇では竜巻を観測(13:40)。
観測所の南、約20キロでほとんど停滞。
初霜:舞鶴(平年比+12日、昨年比−14日)
カエデ紅葉:前橋(平年比+6日、昨年と同じ)
浜松(平年比+18日、昨年比+2日)
カエデ落葉:彦根(平年比−1日、昨年比+1日)
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最高気温 北陸や東北の日本海側では、
10月下旬並の気温となった。
青森14.0℃(平年差+9℃)
秋田15.6℃(平年差+9℃)
新潟17.4℃(平年差+8℃)
金沢18.6℃(平年差+8℃)
北海道や東北太平洋側、関東甲信、
東海、近畿にかけても平年差+5℃前後。
札幌8.3℃(11月中旬並)
盛岡9.8℃(11月中旬並)
長野14.1℃(11月中旬並)
大阪、広島、高知、福岡、那覇も、
11月中旬並の気温となった。
最低気温 東北北部や北海道は、
内陸部を中心に平年並の気温。
その他は全国的に平年差+3℃前後、
東京、高知は11月中旬並、
新潟、名古屋、大阪、那覇は、
11月下旬並の気温。
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