大型の台風14号、15時には暴風域がなくなるが、
勢力を保ったまま日本海を北東進、
午後11時半ごろ、北海道・せたな町付近に再上陸。
西郷(島根)、和歌山、浜田、金沢、輪島などで、
30メートルを超す突風を観測した。
北日本は所々で激しい雨、東海や関東でも一部で強い雨。
01時:大船渡(岩手)46ミリ、03時:龍神(和歌山)41ミリ、
04時:小本(岩手)47ミリ、05時:梅ヶ島(静岡)45ミリ、
11時:三倉(静岡)40ミリ、13時:阿寒(釧路)33ミリ、
15時:阿寒(釧路)38ミリ、19時:支笏湖畔(石狩)30ミリ、
20時:カルルス(胆振)32ミリ、21時:カルルス42ミリ、
23時:糠平(十勝)42ミリ、24時:糠平34ミリ。
日降水量は支笏湖畔(石狩)237ミリ、糠平(十勝)235ミリ。
降り始めからの総雨量は宮崎県南郷村で1322ミリ、
宮崎、鹿児島、大分、愛媛、奈良、高知の各県で800ミリ以上。
日降水量も九州、四国、中国の57地点でアメダス観測開始以来最多に。
建物被害は全壊139棟、半壊125棟、一部損壊685棟。
床上浸水2311棟、床下浸水4045棟に達した。
午前1時ごろ、山口県岩国市の山陽自動車道上り線で、
長さ50メートル、幅15メートルにわたって、のり面が路面ごと崩落。
土砂は約20メートル下の民家に押し寄せ、3人が生き埋めに。
高速道路の、のり面崩落で人的被害が出たのは初めてのこと。
ほかにも、大分県臼杵市の東九州自動車道、
宮崎県山之口町の宮崎自動車道でも大規模な崩落が発生している。
また、永平寺(福井)では渡り廊下が、倒木により押しつぶされた。
深刻な水不足で今夏二度も貯水率0%となった早明浦ダムでは、
5日午前5時〜6日午後8時にかけて、一気に貯水率100%に。
ダム周辺で7日朝までに降った雨量は700ミリ以上に達した。
米ウォールストリート・ジャーナル紙によると、
大型ハリケーン「カトリーナ」による復旧費は、
1500億〜2000億ドル(約16兆5000億〜22兆円)に達する可能性も。
01年の同時多発テロの復旧費(673億ドル)を大幅に上回り、
史上最大の災害復旧費となる見通し。
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最高気温 日本海側はフェーン現象で昇温。
アメダスでは泊(富山)で36.9℃。
金沢35.5℃(平年差+8℃)
新潟34.2℃(平年差+7℃)
青森29.5℃(平年差+4℃)
秋田28.3℃(平年差+3℃)
西日本も前日より3℃前後高い。
大阪32.6℃、高知32.5℃、
高松31.3℃、鹿児島30.5℃。
最低気温 全国的に台風の影響で高めだが、
北陸を中心に昨夜から気温下がらず、
金沢で28.7℃(平年差+8℃)、
新潟26.2℃(平年差+6℃)、
長野25.4℃(平年差+7℃)を記録。
関東南部や四国なども熱帯夜。
東北北部は22℃前後、平年差+5℃。
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