31日夜〜1日朝にかけて北日本を寒冷前線が通過。
北陸から北の日本海側で時間5〜7ミリの降水。
北海道付近では、寒気移流に伴う筋状の雲、
午後は次第に弱まったが3地点で初雪を観測した。
■初雪:旭川(平年比+9日、昨年比+7日)
網走(平年比+2日、昨年比+12日)
留萌(平年比+4日、昨年比+7日)
東〜西日本は晴れた所が多いが、
南西諸島は前線の影響で雨。
15時:名護24ミリ、その他は時間10ミリ前後。
台風19号の雲、円形度を増して再発達、
12時(950hPa)、15時(945hPa・非常に強い)
21時以降は940hPaで非常に強い。
■2006年10月の天候
全国的に気温が高かった。
月平均気温は、西日本で1946年以降第2位、
東日本では第3位の高い記録を更新した。
神戸、高知、熊本など西日本の9地点で、
10月の月平均気温の最高値を更新している。
北・東日本太平洋側を中心に記録的な大雨となり、
東北地方の一部では平年の300%以上となった。
一方、西日本と南西諸島では少雨・多照傾向に。
月降水量は、西日本太平洋側で1946年以降第3位、
南西諸島では第2位の少ない記録を更新した。
大分、延岡、屋久島、宮古島など7地点で、
10月の月降水量の最小値を更新した。
四国、九州地方には「少雨に関する気象情報」の続報。
今後一週間も、雨の少ない状態が続く見込み。
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最高気温 関東以西の太平洋側で高い。
高知、広島、松山24.0℃は、
いずれも平年差+4℃。
東京、名古屋、大阪、福岡は+3℃。
一方、東北北部〜北海道では、
平年を下回る寒さとなった。
旭川6.7℃、札幌9.0℃は、
ともに平年差−3℃、
前日より9℃低く11月中旬並。
最低気温 朝の気温は全国的に高い。
平年を3℃前後上回り、
10月中から下旬並。
東京15.6℃、鹿児島17.9℃は、
いずれも平年差+4℃。
ただし、北海道では夕方以降、
氷点下となった所が多く、
最低気温は遅い時間に出現。
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