日本付近は東高西低の夏型の気圧配置となった。ただ、太平洋高気圧の
北縁にあたる朝鮮半島から東北北部にかけては前線帯となって、クラウ
ドクラスターもみられた。また、500hPaの寒気は抜けたものの、下層暖
湿流が強く、午後は本州の広範囲で対流雲が発生した。北海道の内陸で
は一部で発達した対流雲となった。
関東は昨日と比べると山沿いの雷雲は少なく、晴れたところが多くなっ
た。ただ、空は青く、巻雲がたなびくなど、まるで「秋の空」のようだ
った。東京の最高気温は33.2℃まで上がったが、今までのようなまとわ
りつくような暑さではなかった。
■台風6号
八重山諸島の南海上を西へ進んだ。雲はまとまりがなく、回転センスも
弱い。中心気圧は975hPa、最大風速は30メートル、八重山地方が強風息
に入った。
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最高気温 西日本で猛暑。
日田36.1℃ 三角(熊本)35.9℃
岱明(熊本)35.7℃ 益田(島根)35.6℃
館林(群馬)35.3℃
熊谷35.1℃ 4日連続の猛暑日
最低気温 北日本で平年を2℃前後上回ったが、そのほ
かは平年並みのところが多くなった。
関東から西では熱帯夜となった。
函館21.0℃(平年差+2.3℃)
青森22.5℃(平年差+2.8℃)
宮古22.6℃(平年差+3.3℃)
酒田24.1℃(平年差+2.6℃)
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