日本海中部から上海にかけて前線があり、ゆっくりと南下した。アム
ール川上流には上空の切離低気圧があり、西から気圧の谷が深まる。
前線帯に伴う雲の帯は明瞭で、北日本から山陰地方にかかる。山陰沖
から北陸にかけては活発な雲が見られた。一方、沖縄には台風2号から
変わった熱帯低気圧があり、発達した対流雲が散在した。
500hPaの等高度線5820メートルは華中から九州まで北上し、蒸し暑い
気団に覆われた。
熊本ではシオカラトンボ初見(平年比-1日、昨年比+37日)
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最高気温 九州と四国、東海の一部で32℃前後。
宇目(大分)33.3℃
高鍋(宮崎)33.0℃
神門(宮崎)32.9℃
木頭(徳島)31.8℃
多治見(岐阜)31.8℃など
一方、前線の北側となった東北北部や北海
道は平年を下回り、南北の気温差が20℃近
くにも達した。
札幌16.2℃ 釧路10.4℃ 仙台17.3℃
最低気温 全国的に平年を3℃~5℃上回る蒸し暑い朝
となった。東京の朝の最低気温は19.9℃
(1:00)と今年最も暖かい朝。
青森10.2℃ 新潟15.9℃ 金沢16.1℃
名古屋17.9℃ 大阪18.4℃ 福岡18.7℃
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