梅雨前線は華南から沖縄にかけて停滞し、活動が活発。発達した対流
雲が沖縄付近にかかり、1時間に60ミリを超える猛烈な雨が降ったとこ
ろがあった。この3日間の雨量は250ミリ~300ミリに達し、梅雨入り後
初の大雨に見舞われている。
一方、本州付近は西日本を中心に晴れ間が広がる。オホーツク海には
優勢な高気圧があり、関東から北日本にかけての太平洋側では下層雲
に覆われた。
午後は寒気トラフ(500hPaで-15℃以下)の通過に伴い、山沿いで雷雲
が発生。規模を拡大した。23時ごろ、東京都心で局地的な雷雨。大手
町では時間雨量18.5ミリを観測した。
◆西日本の少雨に関する全般気象情報(第3号)
西日本では5月の降水量がかなり少なく、また6月9日ごろに梅雨入りし
た後も梅雨前線の影響が小さく降水量の少ない状態が続いています。5
月1日から昨日までの各地の降水量は平年の40パーセント前後と大幅に
下回っています。
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最高気温 オホーツク海高気圧の影響で北海道と東北
北部では低温が続いている。札幌では平年
より4℃、青森では5℃くらい低い状態。
札幌17.1℃ 旭川18.6℃ 釧路14.8℃
青森16.5℃ 秋田19.6℃ 銚子20.0℃
最低気温 全国的に平年並みか2℃くらい低い。
沖縄でも熱帯夜ならず。
新潟16.2℃ 東京18.7℃ 金沢15.6℃
名古屋18.3℃ 大阪17.9℃ 広島19.3℃
福岡20.0℃ 鹿児島19.1℃ 那覇22.8℃
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