日本海上空に−40℃以下の強い寒気が流れ込み、
09時の輪島上空500hPaの気温は−41.7℃。
西日本は下層の寒気移流が顕著で、
09時の米子上空850hPaは−16.3℃と、
国内全観測地点で最も低く北日本よりも低い値となった。
これを反映して西日本は山陰を中心に気温降下が目立ち、
鳥取や島根では日中に−5℃前後の厳しい冷え込みとなり、
午後は近畿地方も南部を含めてほとんどの地点で0℃以下、
鹿児島・牧の原ではほとんど一日中気温が0℃を下回った。
夜遅くには中国地方の山間部で−10℃以下の厳しい冷え込み。
また、午前中は寒気の吹き出し雲が東西方向に流れていたため、
西日本では瀬戸内側などにも雪雲が流れ込み所々で積雪を観測。
09時の積雪は奈良市で4センチ、高知市、徳島市で3センチ、
福岡・久留米市で5センチ、福岡市で1センチ、山口市2センチなど。
北陸西部でも午前中にかけて数時間に20〜30センチの降雪、
新潟や東北の山沿いでも40センチを超える大雪となった。
全国的に風も強く金沢で07:44に37.3m/sの突風、1月としては1位。
積雪や凍結で交通網が大幅に乱れた広島では、
NTTドコモ中国が帰宅時間帯の午後6時から約1時間半、
一部地域で携帯電話の発信を最大75%減らす制限をかけた。
天災に伴う発信制限は、2001年の芸予地震以来のこと。
初雪:八丈島(平年比−15日、昨年比+3日)
潮岬(平年比+8日、昨年比+3日)
枕崎(昨年比+3日)
浜松(平年比+1日、昨年比+3日)
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最高気温 全国的に前日差−5℃前後
西日本では平年を5〜8℃下回り、
各地とも厳しい寒さとなった。
しかも最高気温は夜中に記録され、
日中はこれよりも低い値で推移。
最低気温 西日本は氷点下の冷え込みで、
松江の−5.4℃は平年差−6℃。
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