上空寒気の中心は東に離れ、日本海側の大雪はピークを越えた。
日本列島にかかる等圧線の数も03時9本→18時は6本と、
西から次第に冬型も緩み始める。
ただし西日本は未明にかけて冷え込みが厳しく、
広島・東広島市で午前1時に観測史上最低の−11.8℃を記録。
兵庫・姫路市の−6.8℃、奈良−4.4℃、高知−4.4℃、
神戸−3.5℃、京都市−4.0℃などもこの冬一番の冷え込み。
阿蘇山のminは−10.7℃で2日連続−10℃を下回った。
日本海の寒気に伴う雲は大陸からの離岸距離が大きくなるが、
東海北部、北陸から北の日本海側ではまだ広い範囲で降雪。
岐阜市では06時に積雪15センチを記録。
大阪市内でも29日深夜に−2.7℃まで冷え込み、
水道管凍結が200件、破裂が5件あった。
また、東海道新幹線は雪や滋賀県内の送電線事故で最大2時間の遅れ。
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最高気温 北海道は平年並みの寒さだが、
その他は平年より3℃前後低め。
それでも西日本では、
前日に比べて2〜5℃高い気温。
最低気温 東海、近畿、四国、中国地方では、
平年を2〜5℃下回り、
この冬一番の冷え込みとなった。
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