冬型はすっかり緩み、日本海と関東沖に低気圧がある。
関東の低気圧により、
沿岸部では未明、雪やみぞれが降った。
東京都心でも午前3時に雪を観測、この冬3回目の雪。
関東平野部では積雪にはいたらなかった。
一方、日本海には低気圧があり、
後面には寒気によるすじ状雲が広がってきた。
日本海側も午後から本格的な雪となった。
■秋山郷孤立続く
大雪による国道寸断で孤立状態が続く
長野県栄村秋山地区では自衛隊による除雪作業が続いたが、
国道開通には至らなかった。
大雪による死者は全国で73人に上り、
ほとんどが雪下ろし作業中の事故によるもの。
■北斗星2号立ち往生
午後10時頃、北海道上磯町のJR江差線で
札幌初上野行きの寝台特急北斗星2号が大雪のため
運転ができなくなった。
11日午前5時に運転を再開するまで約7時間立ち往生した。
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最高気温 北日本で昨日よりも下がる。
札幌−4.0℃ 一週間連続の真冬日
旭川−8.3℃ 釧路−1.9℃ 盛岡−3.2℃
一方、九州南部や沖縄は暖かい。
鹿児島14.5℃(2月下旬)
那覇21.0℃(3月中旬)
最低気温 全国的に平年を下回る厳しい寒さが続く。
帯広−20.1℃(平年差−7.0℃)
旭川−18.5℃(平年差−6.6℃)
釧路−17.6℃(平年差−7.0℃)
雄武−16.6℃(平年差−6.0℃)
札幌−10.1℃(平年差−2.9℃)
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