前線はあまり北上せず、今日は梅雨明けの発表もなし。
西日本では昨夜から局地的に激しい雨、
27日未明まで愛媛県内で時間30〜40ミリを観測。
北陸〜東北南部にかけては、午前中に時間20〜25ミリの雨。
まだ持続性はなく、日降水量は富山、新潟の多い所で50〜55ミリ。
関東の晴天は昨日一日だけ、今日は雲の取れにくい一日となった。
太平洋高気圧の張り出しにより、西日本は日中晴れた所が多いが、
この方面も午後は大気の状態が不安定になった。
昼過ぎ〜夕方にかけては局地的に激しい雨も観測。
15時:福原旭(徳島)37ミリ、16時:本川(高知)37ミリ、
17時:柏原(兵庫)26ミリなど。
「平成18年7月豪雨」の速報が発表される。
7月15〜24日にかけて、九州〜本州付近で梅雨前線が活発化。
この期間の総雨量が7月の月間雨量の2倍を超えた地点は、
小松(石川)、福井、豊岡、松江など全国で38地点。
24時間雨量が観測史上1位を更新した地点は、
紫尾山(鹿児島)635ミリ、阿久根(鹿児島)622ミリ、
大口(鹿児島)511ミリなど全国で28地点にのぼった。
国土交通省によると、
日本の年間降水量は100年前に比べて減少する傾向にあるが、
年ごとの変動幅に関しては2倍近くに広がっているという。
「渇水の翌年が大雨」というように年による降水量の変化が大きく、
豪雨や渇水の頻度が増える傾向があると指摘している。
今月中旬に長野県内で発生した大雨は、
農作物にも大きな打撃をもたらしている。
県内の農業関連被害は24日現在、果樹を中心に約15億6800万円。
須坂市内では、モモとリンゴの被害額だけでも約4億6000万円に。
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最高気温 北陸、甲信北部、
東北の一部では低めの気温。
秋田26.1℃(平年差−2℃)
新潟27.4℃(同−3℃)
長野27.6℃(同−3℃)
金沢29.1℃(同−2℃)
その他の各地は高めで、
今日も東海、西日本で暑さ厳しい。
甲府36.0℃(平年差+4℃)
津35.6℃(同+5℃)
京都35.3℃(同+2℃)
岡山35.0℃(同+2℃)
岐阜34.7℃(同+2℃)
高松34.6℃(同+3℃)
名古屋34.3℃(同+2℃)
アメダスでは、
天竜(静岡)37.3℃(13:10)
佐久間(静岡)37.0℃(13:20)
最低気温 北日本は涼しい朝に。
旭川12.7℃(平年差−5℃)
釧路13.1℃(同−2℃)
札幌15.2℃(同−4℃)
盛岡16.4℃(同−3℃)
青森17.4℃(同−2℃)
北陸や甲信北部も、
平年より1〜2℃低い。
一方、東海や西日本では、
熱帯夜の所が多くなった。
津27.2℃、大阪27.0℃、神戸26.9℃、
鹿児島26.4℃、高松・高知26.3℃。
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