北日本の冬型は緩み、北海道の降雪も弱まる傾向に。
稚内500hPaは17日21時−35.5℃、18日09時−32.3℃。
日本付近の雨雲は二段構成になっている。
北側は西日本〜東海地方に広がるもので、
九州南部は明け方から雨、昼前後には九州北部や四国、
近畿地方でも夕方以降は雨の範囲が広がった。
前線近傍の屋久島では17時に66ミリ、
19時:種子島40ミリ、20時:屋久島33ミリ、
21時:上中38ミリ、屋久島の日降水量は222ミリ、
19日06時までの24時間に243ミリに達した。
もう一方の降水系は沖縄本島付近、
昼前後には時間50ミリを超す非常に激しい雨を伴う。
10時:久米島33ミリ、12時:本部49ミリ、名護31ミリ、
13時:東53ミリ、名護34ミリ、国頭32ミリ、
発達した対流雲は、17時すぎには東海上に抜けた。
午後1時ごろ、沖縄・名護市のキャンプ・シュワブ内で、
竜巻とみられる突風が発生。米兵3人が負傷、
半径数百メートルの範囲内で、車両計19台が破損した。
沖縄気象台は19日に現地調査を実施、突風を竜巻と断定。
「風速50〜69メートルのF2以上」と推測。
なお、近年の竜巻被害としては、
2002年に沖縄市の海軍基地キャンプ・シールズで
車両17台が破損したケースが挙げられる。
また、1994年8月に伊良部島で発生した
F3(風速70〜90メートル)の竜巻は、
県内で過去最大、国内でも最大級の竜巻とされている。
■初霜:宮古(平年比+18日、昨年比+8日)
仙台(平年比+12日、昨年比−2日)
熊谷(平年比+2日、昨年比+5日)
■初氷:宮古(平年比+13日、昨年比+8日)
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最高気温 北〜東日本は平年差−2℃前後、
雨天の西日本はさらに低め。
山口9.8℃(平年差−7℃)
奈良10.3℃(同−6℃)
広島10.4℃(同−6℃)
岡山11.0℃(同−5℃)
京都11.6℃(同−5℃)
大阪12.1℃(同−5℃)
福岡12.2℃(同−5℃)
熊本12.4℃(同−5℃)
宮崎13.5℃(同−6℃)
沖縄は南風の影響で高め、
平年差+3℃前後。
石垣島28.4℃、久米島28.2℃、
宮古島27.9℃、那覇27.1℃。
最低気温 北日本は平年並の所が多いが、
太平洋側沿岸部など一部で低め。
宮古−1.2℃(平年差−3℃)
大船渡−0.7℃(同−4℃)
関東〜東海も低めの気温。
水戸1.9℃(平年差−3℃)
熊谷2.8℃(同−3℃)
館山3.9℃(同−4℃)
四日市3.9℃(同−3℃)
西日本も中国、四国で寒い朝。
奈良3.3℃、福山3.5℃、
米子4.2℃、高松5.4℃など。
沖縄は平年を4℃前後上回る。
石垣島24.9℃は9月下旬並。
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