沿海州の低気圧(984hPa)、
寒冷前線が03〜09時にかけて北陸〜北日本を通過。
一方、関東の南にも発達中の低気圧(994hPa)。
雨は明け方まで中国、四国地方、朝のうちにかけては
近畿、東日本、東北日本海側、北海道が中心。
昼前には関東でも一時的に強い雨、08時:横浜18ミリ。
午後の降水地点は、日本海側と北日本が中心。
上空に強い寒気が南下、次第に冬型気圧配置に移行した。
500hPa−30℃ラインは09時:北海道〜日本海〜朝鮮半島。
21時には関東北部〜北陸、日本海西部〜朝鮮半島南部、
秋田上空で−41.5℃、札幌上空−39.5℃を観測。
850hPaの気温も(09時:福岡−8.5℃、米子−8.9℃)
と低いが、前回の冬型(6〜8日)に比べると、
山陰や北陸西部(平野部)の気温低下は比較的緩やか。
浜田の降水は前回は雪に変わったが、今回は雨のまま。
北陸地方を中心に「山雪型」の降雪。
12日12時までの24時間降雪量(センチ)は、
湯沢(新潟)65、藤原(群馬)57、白河(岐阜)49。
また、米原(滋賀)では12日08時の積雪が27センチ。
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最高気温 東北北部〜北海道は3月下旬並、
平年と比べて3℃前後高い。
東北南部〜東日本は平年並だが、
西日本は平年差−3℃前後。
広島9.4℃、松山9.8℃は真冬並、
高知、福岡、
鹿児島13.5℃は2月中旬並、
高松10.1℃、松江8.9℃、
大阪、名古屋は2月下旬並。
山陰や近畿、東海、北陸では、
前日に比べて5℃前後低い気温。
最低気温 朝の気温は北日本中心に高め。
旭川0.8℃(平年差+9℃)
釧路1.4℃(同+8℃)
札幌、仙台は平年差+6℃、
東日本〜西日本にかけても、
平年を3℃前後上回った所が多い。
九州から南西諸島は平年並。
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