この期間、天気は周期的に変化し、低気圧が日本海や日本の北を通過することが多かったため南風が吹きやすく、北日本を中心に全国的に気温の高い日が多かった。また、降水量は低気圧の影響を受けやすかった西日本日本海側で平年に比べ多かったものの、その他の地方では北日本太平洋側や南西諸島を中心に少なかった。
全国的に平年を1℃以上上回った。東北、北陸、中国の日本海側で平年を2 ℃以上、北海道の一部で平年を3℃以上上回ったところがあった。札幌をはじめ全国の9地点で月平均気温の最高値を更新し、8地点でタイ記録となった。
北海道の一部、東北・北陸の日本海側の一部、九州北部の一部で平年を上回った。特に北海道の一部、九州北部の一部では平年の170 %以上となったところがあった。厳原(長崎県)で月降水量の最大値を更新した。一方、太平洋側の地方では平年を下回り、特に北海道・東北の太平洋側、東海、南西諸島では、平年の40 %以下となったところがあった。
北日本と北陸、南西諸島で平年を上回り、北海道と東北の日本海側の一部、南西諸島の一部で平年の120 %以上となったところがあった。父島(東京都)で月 間日照時間の最大値を更新した。一方、関東から九州にかけては平年を下回り、四国と九州の一部で平年の80 %以下となったところがあった。山口で月間日照時間の最小値を更新し、大島(東京都)ではタイ記録となった。
降雪の深さ、最深積雪とも全国的に平年を下回った。