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2008年5月

概況

上旬末から中旬と下旬後半に強い寒気が南下するなど、北日本から西日本では気温の変動が大きかった。数日の周期で低気圧が日本付近を通過し、天気は全国的に数日の周期で変わった。
低気圧が日本の南海上や本州南岸を進むことが多かったため、東日本太平洋側と西日本では多雨となった。特に関東甲信地方の月降水量は、1946年以降5月としては第3位の多い記録となった。
太平洋高気圧の西への張り出しが弱く、前線が沖縄付近に持続して停滞することがなかったため、沖縄地方と奄美地方では梅雨入りが平年より2週間程度遅れ、沖縄・奄美では少雨となった。
5月としては1951年以降、最多タイ記録となる4個の台風が発生した。



黄色:平年より高い(多い) 青:平年より低い(少ない)

平均気温

月平均気温は、東日本と西日本では高く、北日本と沖縄・奄美では平年並だった。なお、北日本から西日本にかけては気温の変動が大きかった。


降水量

月降水量は、東日本太平洋側でかなり多く、西日本で多かった。八丈島(東京都)、千葉では5月の月降水量の最大値を更新した。
一方、沖縄・奄美では少なく、北日本と東日本日本海側では平年並だった。


日照時間

月間日照時間は、東日本から西日本にかけての日本海側で多かった。
一方、北日本と東日本太平洋側では少なく、西日本太平洋側と沖縄・奄美では平年並だった。




記録を更新した地点
月降水量の多い記録

降水量 平年値
八丈島 854.0mm 226.7mm
千葉 236.5mm 101.7mm




平均気温の平年差の経過(5日移動平均)
4月
6月

資料提供:気象庁
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