概況
月の後半を中心に断続的に強い寒気が流れ込んだため北日本から西日本にかけて月平均気温が低く、冬型の気圧配置が強まった下旬には日本海側で大雪となった。北日本ではおおむね月を通して平年以上に寒気の影響を受けたため、気温は上・中・下旬のいずれも低くなり、日本海側では降雪量が多かった。
東・西日本日本海側では、下旬に加えて上旬も寒気や気圧の谷の影響で曇りや雨あるいは雪の日が多く、月間日照時間がかなり少なかった。一方、北日本から西日本にかけての太平洋側では、月のはじめは低気圧や前線の影響で曇りや雨の日が多かったが、中頃以降は冬型の気圧配置が卓越して晴れの日が多かった。沖縄・奄美は月を通して寒気や気圧の谷の影響で曇りや雨の日が多く、月間日照時間がかなり少なかった。