インド探査機「マンガルヤーン」が 9月末に火星の軌道に到達した。
昨年11月に打ち上げられたもので、火星到達はアジアでは初めて。
火星の表面には着陸せずに、上空から地形や鉱物の分布、大気の成分を観測する。
米国は1976年にバイキング1号、2号を火星に着陸。今年もインドの2日前に、「メイブン」が火星軌道に到達した。 ロシアと欧州も2年後に探査を計画している。
火星は、直径が地球の半分、温度はほぼ氷点下だが、所によっては20度にもなり、探査には最適。そしてなによりなのは距離が近いこと、半年から9ヶ月で届く距離にある。
しかし、巨額の経費が必要で、有人探査の枠組みは各国ともまだきまっていないという。