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今年の夏は涼しい?
2014.4.27
森川 達夫(株式会社ウエザーミロ代表・気象予報士)
気象庁は4月26日向こう3ヶ月の長期予報を発表した。
この夏発生すると見られる「エルニーニョ現象」の影響で、北日本は冷夏になる可能性が高く、太平洋高気圧の北への張り出しも平年より弱い。
このため、北日本は寒気の影響を受けやすく、6月、7月の気温は低く冷夏の可能性があるという。
東日本から西日本、沖縄、奄美諸島は、気温はほぼ平年並みだが、偏西風が平年より南を流れるため、去年のような猛暑にはならない予想。
前回エルニーニョ現象が発生した、2009年の夏は全国的に日照不足になった。
今年も、これからの気象情報に注意してほしいと言う。
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カゼ予防にビタミンCを
2014.1.27
森川 達夫(株式会社ウエザーミロ代表・気象予報士)
ビタミンCの働きには、「コラーゲンを合成して細胞同士の接着をたかめるはたらきがある」という。
女子栄養大学(東京)の教授によれば、ビタミンCは、細胞の機能が低下するのを防ぐ効果があり、それには、緑黄色野菜を多くとることが大切。
ビタミンCには、免疫をつよめる働きがあり、カゼやインフルエンザの予防に効果があるという。
摂取量は、成人で1日当たり100ミリグラム、小さなミカン3個程度である。
ビタミンCは必要量のほかは尿として排泄されるので、必要量を毎日こまめにとることが重要だが、補助的に飲料などで摂取してもよい
飲料メーカーでは、100ミリグラムを1本で採取できるようブレンドしているので、それらを利用するのもよい。
また、リンゴはビタミンCの多い果物として人気がある
女性は、秋から冬にかけての肌荒れに、ビタミンCをとる人も多いそうである。
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アイソン彗星を見よう
2013.10.28
森川 達夫(株式会社ウエザーミロ代表・気象予報士)
新しい彗星「アイソン」が地球に接近している。
専門家2人が昨年9月に発見したもので、今年12月に、地球から6400万キロ、地球と太陽の半分の距離まで接近する。
彗星の正体は氷の塊。接近するにつれて太陽熱で溶かされて水蒸気になり、それが尾のように、美しいすじとなって見える。
アイソン彗星は、11月28日から12月上旬にかけて地球に最も接近する。
明け方、東南東の空に満月ほどの大きさで光り輝くという。通り過ぎた後は宇宙へ飛び去ってしまう。ハレー彗星が76年の周期で戻ってくるのと違って、アイソン彗星は今回の1回限り、まことに貴重なひと時ではある。
NASA(米航空宇宙局)は、10月9日ハッブル宇宙望遠鏡でアイソン彗星の撮影に成功した。彗星は本体部分がちりや岩石で出来ていることも確認されたと言う。
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気象庁3ヶ月予報 <この冬は寒くなる>
2013.9.27
森川 達夫(株式会社ウエザーミロ代表・気象予報士)
気象庁の9月25日発表の予報によれば、この冬は寒く、大雪の恐れもあるという。
日本列島はこの夏は記録的な暑さになったが、この冬は一転して冬型の気圧配置が強まり、寒い冬になる見込み。
気温は、11月は平年並み。12月以降は偏西風が南に蛇行して、全国的に寒気が流れ込む。この冬は東海上のアリューシャン低気圧の影響で冬型の気圧配置が強まり、大雪になる時期がある。
10月 全国的に、高気圧と低気圧の影響で天気は数日ごとに周期的に変わる
11月 冬型の気圧配置が現れるようになる
12月 日本海側では平年よりも曇りや雨、雪の日が多い。太平洋側は晴れの日が多くなる
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この夏 全国で暑い
2013.6.25
森川 達夫(株式会社ウエザーミロ代表・気象予報士)
気象庁が25日に発表した3ヶ月予報によれば、7〜9月は全国的に猛暑になる。太平洋高気圧が北に張り出して、晴れの日が多くなるからという。沖縄、奄美は雨の日が多くなる。
中国大陸のチベット高気圧が平年より強く、7月以降は北東に張り出す。
偏西風は一部が北に分かれて、流れが弱まるため、偏西風の南にある太平洋高気圧は北に張り出す。
このため、広い範囲で晴れの日が多く、気温が上がる。
この傾向は8月が最も顕著で、各地で35度を越える猛暑日が続く。
沖縄、奄美地方は湿った空気が入るため、雨の日が多く気温は平年並みと予想される。
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