気象庁は9月25日、この冬の予想を発表した。
ペルー沖で発生している「エルニーニョ現象」の影響で、北日本を除き平年より寒気の影響を受けにくく、気温は平年並みか高めと予想される。
天候は平年と同じように、日本海側は曇りや雪、雨の日が多く、太平洋側では晴れの日が多くなる。
北日本では夏は過去最高の厳しい残暑になったが、冬の訪れは早く気温や降水量は平年並みになると予想される。
エルニーニョ現象の冬は日本では厳寒にはならず、穏やかな気候になることが多いといわれる。
10月 全国的に、天気は数日ごとに変わる
11月 冬型の気圧配置が強まり、日本海側は平年と同じく曇りや雨、雪の日が多い
12月 西日本の太平洋側では、平年より曇りや雨の日が多い
「エルニーニョ現象」とは:
南米ペルー沖の熱帯太平洋の海面水温が平年より高い状態が1年以上続く現象である。世界中に異常気象をもたらすとされている。
エルニーニョ現象が発生すると、約3ヶ月遅れてインド洋でも海面水温が高くなる。