「暑さにノックアウトされた」
ワールドカップ初戦のあと、
イングランド代表のエリクソン監督が発したコメントです。
「爽やか」「カラッとした陽気」と表現される6月のドイツ。
ところが、ワールドカップの熱狂に合わせるかのように、
今は日に日に気温が上がっています。
イングランド代表が初戦を戦った時のコンディションは、気温25℃、湿度30%台。
日本人から見ると厳しいレベルの暑さではありませんが、
イングランド代表の選手は後半に入ると、足が重くなってミスを連発。
実は、イングランドでは各国リーグが真夏にオフシーズンに入るため、
暑さには慣れていない選手が多いんです。
さて、日本の初戦。オーストラリア代表と試合を行うカイザースラウテルンは
ゲーム時の気温が27〜28℃。
ピッチレベルでは、おそらく30℃くらいになるでしょう。
ドイツに渡る前のJヴィレッジ(福島合宿)で、
30℃近い気温も経験済みの日本代表にとっては、問題にならない気温。
選手たちも「寒いよりは暑いほうがマシ」といった歓迎ムードです。
一方、選手の多くがヨーロッパのリーグに所属する
オーストラリア代表にとっては間違いなく厳しい暑さ。
イングランド代表と同じように後半は動きが鈍くなり、
日本代表がゲームの主導権を握るはずです。
さらに、こんな心強いデータがあります。
ジーコジャパンになってからの69試合で、日本代表の全得点を調べてみると、
前半に取った点が39点に対し、後半は倍近くの72点。(増田調べ)
ジーコジャパンは後半に得点力が上がるんです。
つまり、相手がバテた後半に、一気に攻めるチカラがある!
これはもう日本の勝利を確信するしかないでしょう!!
注目の日本代表初戦は、日本時間12日午後10時〜キックオフです!