蚊は人が吐く息の二酸化炭素や熱汗のにおいを感知して寄ってくる。10メートルくらい離れていてもチャンと感知するという。 人を刺すのはのメスだけで、産卵に必要な栄養を蓄えるために吸血する。
代表格は、ヒトスジシマカ(ヤブカ)と、アカイエカ(イエカ)。
ヤブカは昼行性で行動範囲が狭く、近づいてきた人を狙う。対して、イエカは夜行性で室内にも入ってくる。
狙われやすいのは、新陳代謝の盛んな子供、汗をかきやすい人、スポーツ選手、太っている人や、肌のやわらかい人、それと酒を飲んでいる人のようである。
子供は一度に何箇所も刺される。また.ひっかいたあとに細菌がはいるとトビヒにもなる。 外出時は、袖なしを避けてゆったりとした服にする。肌の出る部分は虫除け剤を、薄く満遍なく塗るように。
日常に大切なのが水溜りを作らないこと。ほんの一滴の水でも蚊は育ち、あっという間に成虫になる。ご用心ください。
蚊は気温25度以上になると活発になり、35℃以上になると鈍くなる。真夏の日中は動き回らず日陰に隠れているが、夕方になると活動を始める。
高く飛ぶことはないので、5〜6階以上のマンションにはいないが、エレベーターや、人についてあがってくることはある。