気象人トップ 気象ダイアリー 天候のまとめ トピックス 気象の本棚 暦と出来事 海況・エルニーニョ データベース 読者のページ

2005年8月16日更新

【水平な虹】
「水平環」と呼ばれる水平な「虹」を捕えた写真をご提供いただいた。 その紹介と水平環のしくみについて解説する。

写真1: 環水平アーク/水平環 大館市 2005/5/22 11:20 南の空
写真2: 内暈/22度ハロ(22degrees halo)と環水平アーク/水平環 大館市 2005/5/22 11:20 南の空
【以上2点 撮影・キャプション: 鳥潟幸男さん(秋田県大館市)】
写真3: 2005/6/12 群馬県沼田市 西の空 12:40頃から約1時間くらい
写真4: 2005/6/12 群馬県沼田市 西の空 12:40頃から約1時間くらい
【以上2点 撮影・キャプション: 堀江清さん(群馬県沼田市)】
【「水平環」が発生するしくみ 】
虹は、雨粒に太陽の光が屈折して起きる現象で、太陽と反対側に見える(位置関係は「太陽−自分−雨粒」)。

いっぽう、水平環は太陽を中心とした日暈の外側にできるもので「環水平アーク」ともいう(位置関係は「太陽−氷の雲−自分」)。

水平環は太陽高度が58度以上でないと見られないため、季節は春から夏が多い

水平環は空高くにある氷の結晶に光が屈折して起こる現象
そのため、写真でも分かるように、上層雲(巻雲や巻層雲)が広がっている時にしか見られない。

   2004/2005年冬の天候 ( 2005年7月6日更新 )
   ドボラック法による台風観測の問題点について ( 2005年5月16日更新 )
   2004年の台風 ( 2004年1月31日更新 )
   寒候期予報の解説 ( 2004年10月26日更新 )
   2004年の梅雨 ( 2004年10月12日更新 )
   2004年夏の天候 ( 2004年9月13日更新 )
   さくら2004 ( 2004年5月24日更新 )
   2003/2004年冬の天候 ( 2004年3月3日更新 )
   暖候期予報の解説 ( 2004年3月1日更新 )
   2003年の天候 ( 2004年1月7日更新 )
   寒候期予報の解説 ( 2003年10月15日更新 )
   2003年の梅雨 ( 2003年10月1日更新 )
   2003年夏の天候 ( 2003年9月4日更新 )
   2002年の天候と社会・経済(平沼 洋司) ( 2003年6月24日更新 )
   さくら2003 ( 2003年5月14日更新 )
   暖候期予報の解説 ( 2003年4月21日更新 )
   2002/2003年冬の天候 ( 2003年3月30日更新 )
   2002年の天候 ( 2003年2月5日更新 )
   寒候期予報の解説 ( 2002年10月25日更新 )
   2002年夏の天候 ( 2002年9月12日更新 )
   2002年の梅雨 ( 2002年8月6日更新〜速報〜・9月3日更新〜まとめ〜)
   さくら2002 ( 2002年5月14日更新 )
   黄砂2002 ( 2002年4月26日更新 )
   暖候期予報の解説 ( 2002年4月1日更新 )

気象人トップ 気象ダイアリー 天候のまとめ トピックス 気象の本棚 暦と出来事 海況・エルニーニョ データベース 読者のページ
Copyright(C) weathermap 2024 All rights reserved ウェザーマップホームページ≫