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2007年4月2日更新
片山由紀子(ウェザーマップ・気象予報士)

【2006/2007年の冬(12〜2月)の天候】

北日本 東日本 西日本 南西諸島
平均気温(平年差) *1.6℃ *1.7℃ *1.6℃ *1.2℃
降水量(平年比) 125% 136% 95% 112%
日照時間(平年比) 103% 104% 105% 114%
降雪量(平年比) *47% *14% *15%
*:平年よりかなり低い/少ない、かなり高い/多い


【東京の冬の記録】

東京の記録 平年差/平年比
平均気温 8.6℃ +1.9℃
降水量 299.5mm 200%
日照時間 510.6時間 100%
冬日
(最低気温が0℃未満)
0日
雪日数 0日
*3月16日に初雪を観測
平均気温の順位表(東京)
年 12月 1月 2月 冬
2006/07 9.5℃ 7.6℃ 8.7℃ 8.6℃
1988/89 8.4℃ 8.1℃ 7.5℃ 8.0℃
2003/04 9.2℃ 6.3℃ 8.5℃ 8.0℃
2001/02 8.4℃ 7.4℃ 7.9℃ 7.9℃
1978/79 8.5℃ 6.6℃ 8.4℃ 7.8℃

東京の冬の特徴は気温が極めて高いこと。平均気温は冬を通して平年を1℃以上上回り、観測史上最高となった。過去暖冬だった年も冬の初めから最後まで高温が続いたことはなく、この冬の異常さが際だった。


■観測史上最高の暖冬
2007年冬の日本の平均気温は平年より1.52℃高くなり、1899年の観測開始以来1949年冬に並んで最高となった。地域別に見ても、東日本の平均気温は平年より1.7℃高く、西日本の平均気温は平年より1.6℃高くなり、いずれも1947年以降最高値を更新した。

2007年冬は全期間を通して冬型の気圧配置がほとんど現れず、寒気の南下は非常に弱かった。
この記録的な暖冬をもたらした要因の一つには、寒気が北極付近に留まり、日本列島に流れ込まなかったことが挙げられる。
これは日本だけでなく、ヨーロッパや北米でも見られ、スイスのスキー場の雪不足やニューヨークの季節はずれの高温が報道された。
また、2006年秋から太平洋赤道海域東部の海水温が高くなるエルニーニョ現象が発生し、いつもの年より日本の南海上で高気圧が強かった。このため、西日本や東日本に暖かい空気が入りやすかったことも暖冬に拍車を掛けた。

さらに、地球温暖化の影響を指摘する声も多く、気候変動について調査、研究を行っている国際組織「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の最新報告(第4次評価報告書)では人間活動により地球温暖化が起こっていると断定された。
→IPCC 第4次評価報告書第1作業部会報告書 政策決定者向け要約(気象庁HP内)
→関連トピックス:エルニーニョ現象と世界・日本の天候 (当サイト内)
2007年冬(2006年12月〜2007年2月)の500hPa高度偏差図と5400mの等高度線
青色の領域は高度が平年より低い場所、赤色の領域は高度が平年より高い場所を示す。

■記録的な雪不足
冬型の気圧配置が続かなかったことで、日本海側の雪は1962年冬以降で最も少なくなった。
冬の合計降雪量は北陸で平年の9%、山陰で平年の16%、北日本で平年の半分程度など昨年冬の記録的な豪雪とは対照的になった。雪不足の影響を一番に受けたのがスキー場。
かき入れ時のクリスマスから年末年始にかけては雪がほとんどなく、オープンできないスキー場が相次いだ。頼みの綱の人工雪も朝晩の気温が下がらないため、思うように作れず関係者はお手上げ状態となった。

一方で雪不足が思わぬ好機となった所がある。それはゴルフ場と屋外の遊園地などで、芝が雪に覆われる冬はゴルフができないが、今年は新潟のゴルフ場でも青々とした芝生でプレーすることができた。また、雪や寒さで苦戦する屋外の遊園地でも客の入りが好調だったそうだ。
■猛烈に発達した低気圧
2006年11月7日は発達した低気圧により北海道佐呂間町で竜巻が発生したが、低気圧が日本付近で発達する傾向は冬になっても続いた。
2006年12月26日、低気圧が発達しながら関東付近を通過した。南からは暖かく湿った空気が流れ込んだため雨雲が発達し、東京は午後から雷を伴った強い雨が断続的に降った。東京の総雨量は177ミリに達し、12月としては観測史上1位の大雨となった。例年ならばクリスマス寒波、年末寒波など強い寒気によって大雪になる時期だが、これほどまでの大雨になるとは誰が予想しただろう?


東京の記録
■最大24時間降水量:177.0mm(27日4:50まで)
 12月として最多記録
■日雨量:154.5mm(26日)
 12月として最多記録
■最大1時間降水量:18.0mm(26日22:30まで)
 12月下旬としては1962年以来44年ぶりの強雨

2006年12月26日の天気図

2006年12月26日の気象衛星画像

年が明けても冬型の気圧配置は定まらず、1月6日から7日にかけては低気圧が猛烈に発達し、各地に強風被害をもたらした。
6日(小寒)、紀伊半島沖にあった低気圧が発達しながら関東を通って北日本に進んだ。この低気圧は7日9時には964hPaまで発達し、中心気圧が一日で48hPaも低下するなど過去例のない発達の仕方をした。これほどまでに急発達する低気圧は非常に珍しく、低気圧に向かって南から暖かい空気が流れ込んだことが主な原因と思われる。また、急激に発達したことから「爆弾低気圧」という言葉が飛び交い、“爆弾”という言い方が適切なのかといった議論を呼んだ。
地上天気図を見ると等圧線がまるで年輪のように渦を巻き、全国的に猛烈な風が吹いた。八丈島では1月としては最も強い最大瞬間風速48.5メートルの突風を観測、東京でも1月としては初めて30メートルを超える風が吹いた。


各地の最大瞬間風速
八丈島 西南西の風 48.5m/s 1月として1位
浦河 北東の風 48.0m/s 年間2位
三宅島 西の風 43.1m/s
函館 北西の風 40.1m/s 1月として1位
東京 西の風 30.1m/s 1月として1位
強風の被害
■新潟県湯沢町のガーラ湯沢スキー場で強風のためゴンドラが停止し、スキー客ら約2700人が下山できなくなった。全員が無事に下山できたのは深夜になってから、JR東日本では帰宅できなくなった人に対してホームに新幹線停車させ仮眠所として提供した。
■千葉県館山市沖で貨物船と土砂運搬用の台船が座礁した。
■北海道南富良野町では湿った雪の影響で電線が垂れ下がり、町内全域約1300戸で停電となった。

2007年1月7日の天気図

2007年1月7日の気象衛星画像

一年で最も積雪が多い2月。しかし、今年は各地の雪祭りが中止や縮小に追い込まれるほど雪が少なかった。さっぽろ雪まつりだけは遠方から雪をかき集めなんとか開催にこぎ着けたが、期間中に雨が降るなど暖冬の影響は大きかった。
さらに、東京では初雪の最晩記録(1960年2月10日)を過ぎても雪が降らず、とうとう観測史上初めて初雪のない冬となってしまった(3月16日に初雪を観測したが、気象庁定義の「冬」には3月は含まれない)。

雪を見ないまま2月14日には九州から関東、北陸までの地方で春一番を観測、東京では気温が17.3℃まで上がった。春一番は「春の嵐」というように各地で強風や雪崩の被害が相次いだ。
青森県八甲田山では午前11時すぎ、雪崩が発生し、山スキー客ら24人が巻き込まれた。現場では当時、猛吹雪で、積雪は酸ヶ湯(アメダス)で329センチ、低気圧の接近で南東風が強まり、気温は‐2.7℃まで上がっていた。この冬は北日本でも気温の高い日が多かったため雪の層に隙間があった可能性があり、強風や気温の上昇で亀裂が広がったことが考えられる。



2007年2月14日の天気図

2007年2月14日の気象衛星画像
■暖冬の影響
□湖や滝が凍らない
朝晩の冷え込みが弱く、例年ならば結氷する湖が今年は湖面にさざ波が立つ有様。群馬県の榛名湖では冬の名物「わかさぎ釣り」が中止となった。地元の漁業者によると、わかさぎ釣りができない冬は初めてとのこと。また、茨城県にある日本三大名瀑の一つ「袋田の滝」では滝が凍らないため、観光客の出足が少なく、地元経済にも影響が出た。
□地面がむき出しのスキー場
暖冬の影響が一番大きかったのはスキー場である。最近は雪不足の年が多いが、今年は年が明けても雪が降らず、甲信越のスキー場ではトップシーズンでも前面滑走できないスキー場があった。昨年は豪雪で閉鎖に追い込まれただけに、関係者は2年続けて天候に振り回された結果となった。
□インフルエンザ遅い流行
新型インフルエンザの出現が心配される中、従来のインフルエンザは寒くて乾燥した日が少ないせいか、年が明けても患者数が少なく、流行シーズン入りは最近10年間で2番目に遅くなった。東京都健康安全研究センターのまとめによると、本格的な流行は例年より遅い2月後半から始まり、第8週(2月19日〜25日)には定点あたりの患者報告数が10人を超え、インフルエンザ注意報が発表された。
□最も早いスギ花粉飛散開始
植物は気温に敏感だ。冬を通り越して春のような陽気に誘われて、東京都では1月31日にスギ花粉の飛散開始となった。1月中の飛散開始は1985年以降初めてのこと。花粉の飛散時期が早まったため、ドラッグストアでは花粉グッズを約二週間早く店頭に並べたそう。
□鍋物ふるわず、冷たいお茶売れた
暖冬の影響は消費者の好みにも大きく現れた。冬物衣料は軒並み不振で、ウールコートなど防寒着の落ち込みが大きかった。一方で、紫外線防止クリームや制汗剤が売れた。スーパーでは鍋もの食品が売れず、アイスクリームや冷たいお茶に人気が集まった。暖冬の影響で冬物野菜の成長も順調で、白菜や大根はかなり安くなった。
□交通事故が増加
東京都では今年に入って交通事故による死者が急増している。警視庁によると、2月末までの交通事故による死者数は52人と昨年と比べて13人多く、65歳以上の高齢者が全体の41.5%と占めている。この冬は暖かい日が多く、外出する高齢者が増えたことが原因ではないかと指摘されている。



【2006/2007年の冬(12〜2月)の特徴】
気象庁報道発表資料

12月上旬の北日本や1月末から2月初めに南西諸島で低温となったほかは、全般に寒気の影響を受けにくく、冬型の気圧配置は長続きしなかった。このため全国的に気温が高く経過した。東日本と西日本の地域平均気温は、地域平均の統計のある1946/47年の冬以降で最も高かった。また、北日本、東日本、西日本日本海側の降雪量は、地域平均の統計のある1961/62年の冬以降で最も少なかった。

本州の日本海側では平年に比べ晴れの日が多かったため、日照時間が多く、東日本日本海側では日照時間が1946/47年の冬以降で最も多かった。また、北陸から山陰にかけては降水量が少なかった。

12月下旬と1月上旬に、東日本から北日本の太平洋沿岸を、低気圧が急激に発達しながら北上したため、大雨や暴風により大きな被害が発生した。これらの低気圧の影響で北・東日本の太平洋側で多雨となった。


平均気温

冬の平均気温は、全国的にかなり高かった。平年を1.5℃前後上回ったところが多く、秋田、仙台(宮城県)、東京、名古屋(愛知県)、大阪、高松(香川県)、福岡など全国の63地点(153地点中)で冬の平均気温の最高値を更新した。


降水量

冬の降水量は、東日本日本海側でかなり少なく、西日本日本海側で少なかった。留萌(北海道)、福井では冬の降水量の最小値を更新した。一方、北日本太平洋側ではかなり多く、東日本太平洋側では多かった。北日本日本海側と西日本太平洋側、および南西諸島では平年並だった。


日照時間

冬の日照時間は、北日本から西日本にかけての日本海側と南西諸島では多く、東日本日本海側ではかなり多かった。酒田(山形県)、伏木(富山県)、金沢(石川県)では、冬の日照時間の最大値を更新した。一方、北日本から西日本にかけての太平洋側では平年並だった。


積雪・降雪

降雪の深さ(冬の合計)、冬の最深積雪ともに全国的にかなり少なかった。倶知安(北海道)、青森、秋田、新潟、富山など20地点では降雪の深さ(冬の合計)の最小値を更新した。また、江差(北海道)、むつ(青森県)、秋田、新潟、金沢など19地点では冬の最深積雪の最小値を更新した。



記録を更新した地点
降水量の少ない記録

降水量 平年値
留萌 203.5mm 308.6mm
福井 487.0mm 741.3mm
日照時間の多い記録

日照時間 平年値
酒田 189.3h 144.7h
金沢 272.0h 209.1h
伏木 264.8h 207.0h




黄色:平年より高い(多い) 青:平年より低い(少ない)



平均気温の平年差の経過(5日移動平均)

平均気温の高い記録

平均気温 平年値
江差 1.8℃ -0.1℃
大船渡 3.2℃ 1.7℃
若松 2.0℃ 0.3℃
青森 1.4℃ -0.4℃
八戸 1.6℃ -0.1℃
秋田 3.0℃ 1.0℃
酒田 4.3℃ 2.4℃
仙台 4.2℃ 2.5℃
小名浜 6.4℃ 4.4℃
相川 6.3℃ 4.6℃
新潟 5.4℃ 3.4℃
金沢 6.1℃ 4.6℃
富山 5.6℃ 3.5℃
宇都宮 5.4℃ 3.1℃
高山 1.4℃ -0.7℃
前橋 5.9℃ 4.2℃
熊谷 6.6℃ 4.6℃
水戸 5.7℃ 3.7℃
敦賀 7.1℃ 5.3℃

平均気温 平年値
岐阜 7.0℃ 5.2℃
名古屋 7.1℃ 5.2℃
甲府 5.7℃ 3.6℃
河口湖 2.0℃ 0.3℃
秩父 4.0℃ 2.3℃
館野 5.6℃ 3.3℃
銚子 9.0℃ 7.2℃
上野 5.4℃ 3.7℃
津 7.8℃ 5.8℃
伊良湖 8.2℃ 6.4℃
浜松 8.5℃ 6.7℃
御前崎 9.3℃ 7.4℃
静岡 9.1℃ 7.4℃
三島 7.9℃ 6.4℃
東京 8.6℃ 6.7℃
尾鷲 8.5℃ 7.0℃
横浜 8.3℃ 6.5℃
館山 8.6℃ 7.0℃
大島 9.3℃ 7.9℃

平均気温 平年値
千葉 8.3℃ 6.3℃
境 6.9℃ 5.4℃
京都 6.9℃ 5.4℃
彦根 6.1℃ 4.4℃
下関 9.2℃ 7.4℃
広島 7.4℃ 6.1℃
呉 8.1℃ 6.6℃
福山 6.6℃ 4.9℃
岡山 7.4℃ 5.6℃
姫路 6.7℃ 4.8℃
神戸 8.5℃ 6.6℃
大阪 8.4℃ 6.7℃
和歌山 8.1℃ 6.8℃
奈良 6.0℃ 4.6℃
山口 6.8℃ 5.0℃
厳原 8.1℃ 6.6℃
平戸 9.2℃ 7.5℃
福岡 9.0℃ 7.3℃
佐世保 9.2℃ 7.2℃

平均気温 平年値
佐賀 8.1℃ 6.3℃
大分 8.6℃ 6.8℃
長崎 9.4℃ 7.8℃
熊本 8.5℃ 6.4℃
延岡 9.0℃ 7.3℃
屋久島 13.8℃ 12.2℃
福江 9.7℃ 8.1℃
松山 8.3℃ 6.6℃
多度津 8.0℃ 6.6℃
高松 7.8℃ 6.0℃
宇和島 9.0℃ 7.4℃
高知 9.4℃ 7.1℃
徳島 8.5℃ 6.8℃
宿毛 9.6℃ 7.8℃
清水 11.5℃ 9.5℃
室戸岬 10.0℃ 8.3℃
西表島 19.9℃ 18.5℃
父島 20.0℃ 18.7℃





      主な地点における冬(2006年12〜2007年2月)の降雪の深さの合計と最深積雪

降雪の深さ合計 最深積雪
地点 降雪の深さ 平年値 最深積雪 起日 平年値
旭川 430 cm 496 cm 56 cm 1/15 92 cm
釧路 69 cm 121 cm 30 cm 2/15 36 cm
札幌 423 cm 474 cm 78 cm 2/13 100 cm
青森 263 cm 626 cm 58 cm 12/4 113 cm
秋田 72 cm 342 cm 8 cm 12/31 41 cm
山形 126 cm 403 cm 25 cm 1/9 50 cm
盛岡 106 cm 274 cm 30 cm 2/15 35 cm
仙台 4 cm 74 cm 4 cm 2/2 17 cm
福島 33 cm 195 cm 7 cm 1/9 25 cm

降雪の深さ合計 最深積雪
地点 降雪の深さ 平年値 最深積雪 起日 平年値
新潟 5 cm 228 cm 2 cm 12/4 38 cm
長野 67 cm 243 cm 22 cm 1/7 29 cm
富山 61 cm 384 cm 20 cm 12/29 69 cm
金沢 11 cm 319 cm 3 cm 12/29 51 cm
福井 24 cm 314 cm 10 cm 12/29 60 cm
岐阜 11 cm 49 cm 10 cm 1/7 15 cm
鳥取 33 cm 240 cm 17 cm 2/2 48 cm
松江 21 cm 102 cm 9 cm 12/29 23 cm
最新積雪の起日には、2日以上同じ記録が出た場合には早い方の起日を記しています。


【大気の流れの特徴】 500hPa天気図
北半球高緯度ではグリーンランドからカナダ北部が正偏差となり、東シベリアからアラスカ、カナダ東部から大西洋北部、ヨーロッパ北部から西シベリアは負偏差となった。12月から1月中旬にかけて高緯度に寒気が顕著に蓄積される状態が続き、北半球全体で中緯度への寒気の南下は弱かった。
極東では、バイカル湖の西から日本付近にかけては正偏差が広がっており、アリューシャン列島付近は日付変更線の東側を中心に負偏差が見られる。このことは、地上のアリューシャン低気圧が平年に比べ東側で発達し、日本付近の冬型の気圧配置が弱く、寒気が南下しにくかったことと一致している。




2006年12〜2007年2月の500hPa高度と偏差
等値線間隔は高度(実線):60m 偏差(破線):30m
赤:正偏差域 青:負偏差域

資料提供:気象庁

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